四日市と皇學館が勝ち点1 三重学生野球

【四日市大―三重大 五回表無死二塁、四日市大8番黒瀬が右翼線に先制の適時二塁打=津球場で】

(第1週、津球場)
三重学生野球リーグの秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は6日、三重大―四日市大、近大高専―皇學館大の各2回戦があり、四日市大と皇學館大が2連勝して勝ち点1を挙げた。

四日市大は三重大を10―5で退けた。初回から無失点投球を続ける三重大先発村田匠(3年・相可)に対し五回、瀧本悠太(3年・九州国際大付)、黒瀬大喜(2年・山陽)の連続二塁打で1点先制。六回にも1点加え2―0とすると救援投手陣を打ち崩した。先発の曽我侃龍(2年・上田西)は7回6安打1失点(自責0)の好投だった。

皇學館大は23安打24打点の猛打に9盗塁と足も絡めて近大高専に32―1の五回コールド勝ち。投げては3回6奪三振、3安打無失点の先発工藤岳(3年・知徳)を始め4投手で1失点リレーした。近大高専は4投手を投じるが16与四死球と制球が定まらず、6失策と守備も乱れた。

【皇學館大―近大高専 先発した皇學館大3年生右腕工藤=津球場で】