郷土教育、資料作成へ 鈴鹿市議会で教育長

【鈴鹿】鈴鹿市議会9月定例議会は6日、本会議を再開。水谷進(新緑風会)矢田真佐美、(無所属)船間涼子(公明党)、田中通(鈴和)の4議員が一般質問した。

この中で、学校での郷土教育への取り組みについて、廣田隆延教育長は「市内の全児童生徒が鈴鹿にゆかりがある人物や事柄などについて、一定の知識を有することは望ましい」との考えを示し、「該当人物や事柄について、小中学校を通して系統的にどの学年のどの授業と関連させ、歴史や功績、生き方などを学ぶことができるかを吟味しながら、資料の作成に着手する」と答弁した。令和7年度末の完成を見込む。

市教委によると、現在は市独自の社会科副読本をもとに、各校の地元に根さした人物などを中心に取り上げて学ぶことが多いという。