部下へパワハラ 30代巡査部長に本部長訓戒 三重県警

部下にパワーハラスメント行為をしたとして、三重県警は6日、警察署所属の30代男性巡査部長を先月23日付で本部長訓戒にしたと明らかにした。

県警によると、巡査部長は3月18日ごろ―6月10日ごろ、職場で部下の警察官を怒鳴りつけ、「どんくさい」などの人格や能力を否定する発言をするなど、不適切な言動をしたとされる。

県警本部への匿名の電話で発覚。県警は2人の担当業務を替えるなどの対応をした。また、監督責任を問い、巡査部長の上司2人を口頭厳重注意などとした。

巡査部長は「相手の気持ちを考えた指導ができていなかった。反省している」と話しているという。県警は「改めてパワハラに対する認識を徹底し、良好な職場環境の構築に努める」としている。