三重学生野球・秋季リーグ戦が開幕 皇學館大、四日市大が先勝

【皇學館大―近大高専 二回裏1死一、三塁から皇學館大6番出口が右越え本塁打。皇學館大18点目=津球場で】

(第1週、津球場)三重学生野球リーグの秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は5日、開幕した。2戦先勝の勝ち点制で争われ、県内5校が5週にわたり、2回戦総当たりで対戦する。初日は皇學館大―近大高専、四日市大―三重大の各1回戦があり、皇學館大、四日市大が先勝した。

皇學館大は近大高専を27―0の五回コールドで退けて12季連続14度目のリーグ優勝に向けて白星発進した。6番出口翔司郎(3年・皇學館)の二回の3点本塁打を含む18安打27得点で圧倒。投げては佐野瑠勇(4年・神戸)、松山心(4年・松阪商)、杉浦到磨(4年・愛知啓成)の4年生3投手が近大高専打線を3安打無得点に抑えた。

【四日市大―三重大 六回裏2死二塁、四日市大8番大澤の中前適時打で二走瀧本が生還。四日市大が1点返す=津球場で】

四日市大は三重大に3―2で逆転勝ち。初回2点を失うが、六回2死二塁から8番大澤広成(3年・小諸商)、9番児玉凌太(4年・鳥取城北)の連続適時打で同点。七回から継投した三重大2番手中山勝暁(1年・高田)の立ち上がりを攻めて、1死一、三塁から4番鍛治園健人(4年・愛知啓成)の中前適時打で3点目を奪った。5安打2失点(自責0)完投の間瀬倫太郎(3年・海星)は四回以降二塁を踏ませぬ好投を見せた。