【四日市】三重県四日市市萱生町の暁高校で3日、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)の技術を体験する名古屋文理大学(愛知県稲沢市)による出前授業があった。3年生92人が楽しみながら体験した。
「情報リテラシー」の授業の一環で、同大情報メディア学科の小橋一秀教授が講師を務めた。VRゴーグルを装着した生徒たちは、3Dゲームに挑戦。また、人の動きをデータ化する「モーションキャプチャー」という技術を使って、仮想空間上のキャラクター「アバター」を動かす体験もした。岩田夏奈さん(18)は「アバターが自分と同じように動く。すごく不思議」と興味を示していた。
同校は、デジタル人材の育成を目指す文部科学省の「高校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の指定を受けている。