【亀山】三重県亀山市東御幸町の市文化会館を管理・運営する同市地域社会振興会は16日、同館で、つなぐをテーマにコンサート「音綯(おとない)」を開催する。午後2時開演。入場料は税込み500円(全席自由)。
同コンサートは同館の自主事業として今年で7回目を迎える。鈴鹿市出身の和太鼓奏者、凜さんが総合演出。凜さんの和太鼓と篠笛に合わせて、津軽三味線の和楽器とフルート、ピアノの洋楽器が競演する。
曲目は、ソーラン節や海の声のほか、ジブリメドレー、リベルタンゴなど10曲程度を予定している。また、昭和32年から続いている、ぼんぼりを手に持ち踊る、亀山の伝統踊り「灯おどり」(亀山音頭、亀山小唄)を、少しテンポを速めて、和太鼓と津軽三味線の演奏で、灯おどり保存会が披露する。
凜さんは「次世代を担う子どもたちにも和楽器に興味を持ってもらおうと、ジブリの曲をメドレーで披露します。年代を問わず、多くの人に『音綯』を楽しんでほしい」と話していた。
問い合わせは同館=電話0595(82)7111=へ。