「心の健康状態」把握で国の研究参加検討 鈴鹿市議会で教育長 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会9月定例議会は4日、本会議を再開。議案質疑の後、藤浪清司(公明党)、宮木健(自民党鈴鹿市議団)、加藤公友(新緑風会)、藤井栄治(市民の声)、中西大輔(同)の5議員が一般質問した。

この中で、小中学生の1人1台端末を活用した「心の健康状態」を把握する取り組みについて、廣田隆延教育長は「今後、国立精神・神経医療研究センターのオンラインメンタルヘルスケアシステム(通称ココロボ・ジュニア)のAI(人工知能)を活用した検証研究へ、市の中学校が参加することを検討している」と述べ、「メンタル不調の予防と早期介入によってウェルビーイングを育み、子どもたちの幸福度が高まることを目指す」と答弁した。藤井議員の質問に答えた。