「片付けは習慣づけて」 亀山で三重県シルバー人材センター連合会が講習

【「片付けは習慣づけることが大切」と話す今井社長(右端)=亀山市若山町の市社会福祉センターで】

【亀山】三重県シルバー人材センター連合会は5日、亀山市若山町の市社会福祉センターで、「片付けと掃除講習」を開き、亀山、鈴鹿の両市から60、70代の男女計6人が受講した。7日の同講習には7人の受講者を予定している。

同講習は、厚生労働省の「高齢者活躍人材確保育成事業」の委託を受けている同連合会に、亀山市シルバー人材センターが依頼。初めて開いた。

ビジネスライフ・コンサルタント業「MakeLifePlus」(奈良県橿原市)の今井知加社長が講師を務め、片付けの基本となる整理について講義した。片付けについて今井社長は「片付けを習慣づけることが大切。必要な物を選び、収納場所を決めること」と語った。

また、「片付けることで、部屋がすっきりし、気持ちも落ち着く。探す時間の短縮にもつながる」と促した。

60代の女性は「毎日使う物とたまに使う物、定期的に使う物を区別し、目に付くところに収納する『整理整頓』上手になることですね」と話していた。

亀山市シルバー人材センターでは、「家事援助サービス」として、主に一人暮らしの高齢者を対象に、定期的にごみ出しや家の掃除、墓の除草作業などを行っている。同人材センターでは、高齢者の活躍を促進するため、60歳以上の人の加入を募集している。

問い合わせは同センター=電話0595(82)8512=へ。