元男性警部補を不起訴処分 道交法違反疑い 津地検

津地検は3日、道交法違反(酒気帯び運転、信号無視)の疑いで書類送検されていた三重県警組織犯罪対策課の元男性警部補(36)を不起訴処分とした。

津地検は、酒気帯び運転について「犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分」として嫌疑不十分とし、信号無視について、違反が反則金制度の対象であるとして、通告欠如とした。県警は今後、反則金の納付を求めるとみられる。

元警部補は6月21日午前1時半ごろ、津市で自家用車を飲酒運転。交差点で赤信号を無視したとして、先月2日に書類送検されていた。元警部補は同日付で停職1月の懲戒処分を受け、依願退職した。