伊勢新聞

有竹敏視さんコレクション展 四日市・ギャラリー「黒い森」

【コレクションを紹介する有竹さん=四日市市新町のアートギャラリー「黒い森」で】

【四日市】四日市市貝家町の絵画愛好家、有竹敏視さん(70)のコレクション展が3日、同市新町のアートギャラリー「黒い森」で始まった。約25年間にわたって収集した絵画の中から30点を展示・販売している。8日まで。

石垣ブルーといわれた青を基調にした、故石垣定哉さん(白日会会員)の「ジョージワシントン・ブリッジ」、故佐間田敏夫さん(無所属)の「山麓の春」、平岡靖弘さん(国画会会員)の「横顔」など、安井賞展や昭和会賞展作家を中心に26人の作品を並べている。

有竹さんは30年ほど前から絵画を始め、現在は白日会準会員として創作活動の傍ら、個展を開いている。「一点一点思い入れのある作品です。画風に共感し、大切に飾っていただける方にお譲りできたらうれしい」と話していた。問い合わせは同ギャラリー=電話080(5117)4078=へ。