伊勢新聞

和紙ちぎり絵サークル展 講師と生徒18点 四日市市文化会館

【作品を紹介する前川さん(左)と生徒ら=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市安島のじばさん三重で研さんする「和紙ちぎり絵四日市サークル」は3日、同所の市文化会館第4展示室で「第28回作品展」を開いた。講師の前川美奈子さん(72)と生徒6人のちぎり絵作品18点を展示している。5日まで。

鵜匠(うしょう)とウたちの鮮やかな連携を表現した「鵜飼」、赤やピンク、オレンジ色など、カゴいっぱいの色鮮やかなミニトマトを描いた「トマト」、淡い色彩の「あじさい」など、和紙ならではの風合いとぬくもりが訪れる人の目を楽しませている。

前川さんは、湖面に映る霊峰富士を表現した「冬の河口湖」など5点を出品。「発表を励みに、それぞれが時のたつのを忘れて仕上げた会心作です。ちぎり絵に興味を持っていただけたらうれしい」と話していた。