【桑名】篆(てん)書を印に刻む「篆刻」を愛好する「扇城印社」の作品展が1日、三重県桑名市中央町のレンタルギャラリー「TIMETRIP桑名」で始まった。15日まで。火曜定休。
扇城印社は昭和49年に発足。同市の老舗はんこ店「山榮堂」の4代目水谷有志さんが指導する。30―70代の会員18人が、同市桑名の修徳まちづくり拠点施設に毎月1回集い、腕を磨く。
作品展では、8月に津市の県総合文化センターで開催された「第72回県書道連盟展」の入賞作品を中心に、13人が手がけた18点を展示している。
幹事長を務める真田五市さん(77)は「力作がそろっているので、ぜひ見に来ていただきたいです」と話した。