9月14日に「文化財のみかた講座」 松阪で、中世土器や磁器 三重

【雲出島貫遺跡の青磁・白磁(県埋蔵文化財センター提供)】

【松阪】三重県埋蔵文化財センターは9月14日午後1時半から、松阪市嬉野川北町の県埋蔵文化財センター嬉野分室学習棟で「文化財のみかた講座」を開く。同センター職員2人が「中世土器のみかた―日常の土器をみる―」「磁器のみかた」について語る。参加費無料。

同センターの発掘調査や研究の成果を紹介する公開考古学講座「三重を掘る」の3回目。

四日市市の伊坂城跡の遺物や、津市の雲出島貫遺跡の青磁・白磁などを取り上げる。皿や鍋などの素焼き土器、瀬戸や美濃、常滑で作られた陶器、中国から輸入された磁器の見方を文献資料を交え解説する。