伊勢新聞

亀山で警戒レベル3・4 台風10号、市が災害対策本部を設置 三重

【設置した災害対策本部=亀山市役所で】

【亀山】台風10号の影響により三重県の亀山市は29日、災害対策本部を設置した。正午、加太地区の向井、市場の2集落と、関町金場、久我、萩原、越川、福徳の5集落を警戒レベル3(高齢者等避難)に、午後1時半には、椿世、川合、和田町に同レベル4(避難指示)を発令した。

レベル3を発令した住民らの避難場所として、関B&G海洋センター体育館(同市関町新所)と市立加太小学校(同市加太板屋)の2カ所を、レベル4の避難場所は、東野公園体育館(同市川合町)と市立井田川小学校(同市みどり町)の2カ所に開設した。

市の木田博人危機管理監は「午後3時時点で、市内での被害状況の報告は受けていない。今後の台風の最新情報に注意して、身の安全を第一に行動してほしい」と話していた。