米国ベルフォンテン市で交流深める 派遣生8人、鈴鹿市長に帰国報告 三重

【鈴鹿】7月29日から8月7日まで、三重県の鈴鹿市と友好協定を締結する米国オハイオ州ベルフォンテン市を訪問した派遣生8人が28日、鈴鹿市役所を訪問。末松則子市長に帰国を報告した。

市と鈴鹿国際交流協会による青少年相互交流事業。コロナ禍で訪米は5年ぶりとなる。

公募で選ばれた市内の中学2年―高校3年の派遣生8人は、現地でホームステイしながら、地域の警察や高校などを訪問したり、ホストファミリーらと交流を深めた。悪天候の影響で、当初の予定より滞在が1日延びた。

帰国報告では派遣生代表の菅野和真さん(13)=三重大付属中2年=が、ベルフォンテン市長からの親書を代読し、末松市長に手渡した。

派遣生らは1人ずつ順番に「アメリカのスケールの大きさに驚いた」「自分の学んだ英語が通用したことがうれしかった」など、現地で感じたことや思い出を振り返った。

末松市長は「日本と米国の違いを学生時代に感じることができたのはいい経験の一つ。今後ますますベルフォンテン市との交流を強固にしてほしい」と話した。