投資名目で910万円詐欺被害 四日市の男性、SNS通じ知り合った人物に 三重

【四日市】三重県警四日市北署は28日、四日市市の60代男性がSNS(交流サイト)を通じて知り合った人物に、FX(外国為替証拠金取引)への投資名目で現金約910万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は3月ごろ、フェイスブックを通じて知り合った女性名の人物とLINE(ライン)で連絡。指示のままに投資サイトにアカウントを作成し、アカウントに100万円が振り込まれた表示があった。

サイトで利益が出たことで男性は話を信じ、5月―7月、金融機関ATMで6回にわたって現金約710万円を振り込んだ。今月、出金のための税金名目で現金200万円を入金。さらに振り込もうとして金融機関職員に相談し、被害が発覚した。