一見勝之三重県知事は27日の定例記者会見で、パリ五輪で活躍した県ゆかりの選手ら14人を表彰すると発表した。このうち金メダルを獲得した2人には県民栄誉賞を授与する。
県民栄誉賞はレスリングフリースタイル53キロ級で金メダルを獲得した藤波朱理選手(20)と、体操男子団体で金メダルの杉野正尭選手(25)。これにより、同賞の受賞者は8人となる。
フェンシング男子団体で銀メダルを獲得した山田優選手(30)には、県スポーツ栄誉大賞を授与する。卓球男子団体4位の戸上隼輔選手(23)ら入賞の7人には、県スポーツ栄誉賞を贈る。
バドミントンシングルスで9位の西本拳太選手(29)には県スポーツ特別功労賞を贈る。西本選手への同賞授与は平成28年度に続いて2回目。出場をたたえ、3人に県スポーツ優秀賞を贈る。
9月16日に県総合文化センター(津市一身田上津部田)で開く「みえのスポーツフォーラム」で表彰する。一見知事は「パラリンピックでも県ゆかりの選手が活躍することを祈る」と述べた。