第5回知事杯争奪社会人・大学野球選手権大会(伊勢新聞社など後援)は24、25の両日、三重県鈴鹿市住吉町のホンダドリームスタジアムであり、社会人、学生野球の県内8チームの頂点に都市対抗野球優勝経験もある社会人野球のホンダ鈴鹿が立った。5大会連続5度目の優勝。
社会人野球のJABA三重県野球連盟と三重学生野球リーグが両団体のレベルアップにつなげるために年1回開催し、社会人野球のローカル大会などで採用されている7イニング制を導入している。
ホンダ鈴鹿は全3試合中1回戦と決勝の2試合で五回コールド勝ち。要所で打点を挙げる活躍を見せた入社4年目の栗原健外野手が最優秀選手に選ばれた。
準決勝の四日市大戦は相手投手陣を打ち崩せず、タイブレークの末4―3の辛勝となったが、3度先行されても追いつく粘りを見せ、2―3で迎えた延長八回裏1死一、三塁から2番栗原の中前適時打で同点、さらに満塁として押し出し死球でサヨナラ勝ちした。
ホンダ鈴鹿・久芳修平監督の話 準決勝の勝利は受け身にならず強気で攻めた結果。この大会の経験を(秋の)日本選手権予選につなげたい。