【四日市】三重県四日市市と市文化協会は24、25両日、同市安島の市文化会館展示棟で、「第74回市民芸術文化祭~見て体験する美術展」を開いた。
同協会美術会員、一般公募者合わせて198人による絵手紙、銅板工芸、和紙ちぎり絵、キルト、水墨画、陶芸など20数部門の作品500点余を展示した。
色とりどりの御殿てまり、細密に刻んだ銅板レリーフ、象嵌(ぞうがん)を施した革袋形陶つぼ、花と葉をモチーフにしたハワイアンキルトなど、多彩な作品が並んだ。
また、応募総数305点から選ばれた入選作102点のスライドショーと、入賞作10点を展示した「ネイチャーフォト+(α)市民公募展」も同時開催した。
会期中、絵手紙や銅板工芸、水墨画などの無料体験コーナーもあった。平出恒志実行委員長(80)は「趣味を通して交流の輪が大きく広がっています」と話していた。