【度会郡】三重県玉城町原の果樹園「彩園森本」で、甘くて皮ごと食べられる高級ブドウ「シャインマスカット」や、大粒で糖度が高い「クイーンニーナ」など、3品種のブドウの収穫が最盛期を迎えている。
生産者の森本尚文さん(64)と妻のしのぶさん(61)は、令和元年から約10アールのハウスで栽培を始め、子どもらが食べやすいように、種がなく皮ごと食べられるブドウ作りに取り組んでいる。
現在は6品種、計110本を育てていて、今年は8月上旬から収穫が始まった。同果樹園や町内の農畜産物直売所「ふるさと味工房アグリ」などで、1房700円―2200円ほどで販売している。9月上旬頃から、「マスカット・ノワール」と「マスカ・サーティーン」が店頭に並ぶ予定。
森本さんは「今年もおいしいブドウができました。お勧めはクイーンニーナ。ぜひ、食べてみてください」と話した。
果樹園の営業時間は午前10時―午後4時半。木曜日は休み。