伊勢新聞

武蔵野美大OBら作品展 津の三重県立美術館ギャラリー、絵画・立体・写真など

【武蔵野美大校友会三重支部の作品が並ぶ会場=津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで】

【津】武蔵野美術大学校友会三重支部(濱政敬能支部長、会員約150人)の年1回の作品展「第41回び・SAM展」が21日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まった。同大▽大学院▽短大▽通信教育―を卒業、修了した県在住の21人の絵画、立体、写真など計66点を展示している。25日まで。入場無料。

県内のOBの発表と交流を目的に毎年この時期に開催。30―80代の男女が近作を出品した。

山並みを望む風景「白馬残雪」、丸い形が特徴的な陶芸「ハルとウミ」、乳児のさまざまな写真「すいかBABY」、切り絵の「平城京」などさまざまな作品がある。

濱政支部長(69)=津市南が丘=は「全国の支部で毎年作品展を続けているところは少ない」とし「いろんな作品が集まりいい感じにまとまった。同じようでも変化があり作品はレベルアップしている」と話した。