【桑名】三重県桑名市大山田の画家淺井清貴さん(74)が指導する桑洋会(東方良吉会長)とアトリエ創(田中延和会長)の2団体による合同展が21日、同市京町の市博物館で始まった。油彩画や水彩画、アクリル画、パステル画などの力作が並ぶ。25日まで。
両絵画サークルとも、同市大山田の光精工コミュニティプラザで活動する。メンバーと淺井講師の計20人が、小品も含め75点を出品した。
7月に開催された「第71回桑名市民展」の洋画部門で、桑洋会の松岡吉樹さん(75)が最優秀賞の金賞を受賞し、アトリエ創の友田健夫さん(81)が奨励賞に選ばれた。2人の受賞作品も展示している。
松岡さんは元イラストレーターで、8年ほど前に油絵を始めた。「独自の世界を追究していきたい」と意欲を燃やす。友田さんは76歳で絵筆を取った。「これからも市民展や県展にも挑戦して、一番を目指したい」と張り切っていた。
淺井講師は「どの作品もそれぞれの個性が良く出ていて、楽しんで見てもらえると思う。興味を持った人は、ぜひ参加して」と、会員の募集も呼びかけている。