新型コロナ、3週連続減少 先週の三重県内感染状況

三重県は21日、先週(12―18日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均8・66人で、前週から24%の減少。3週連続で減少した。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より170人ほど少ない約550人と推計される。入院患者は前週同一曜日比76人減の321人。重症者は4人減の1人となっている。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名27人▽四日市2・67人▽鈴鹿8・29人▽津5・89人▽松阪5・25人▽伊勢5・09人▽伊賀8・25人▽尾鷲6人▽熊野4・5人―となった。

また、18日までの1週間で報告された手足口病の患者は1医療機関あたり前週比55%減の平均5・49人。5週連続で減少しつつ、11週連続で警報レベル(5人)を上回った。

感染症対策課は「新型コロナと手足口病の患者は共に減少しているが、実数は依然として多い。例年は盆明けに増加するため、今後の状況を注視したい。引き続き感染防止対策を取ってもらいたい」としている。