日本スポーツ協会（東京都）は20日、三重県が令和17年の県内開催を目指している国民スポーツ大会（旧国民体育大会）を内々定した。県は内定を得るための手続きを進める方針。
県によると、協会の大会委員会が「開催申請書提出順序了解県」として承認した。県は令和12年中にも開催申請書を協会などに提出する方針。14年中には開催地が正式に決まる見通し。
県は３年の開催を予定していた三重とこわか国体を、新型コロナの影響で中止。一見勝之知事は昨年11月の県議会で、17年の開催を目指すと表明し、協会などに要望書を提出していた。
内々定を受け、一見知事は「大変喜ばしい。国民スポーツ大会の在り方の議論を見据えつつ、選手はもとより県民にとっても素晴らしい大会となるよう準備を進める」とコメントした。