子ども医療費助成、18歳に拡大 鈴鹿市、来年度から 三重

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は令和7年4月1日から、子ども医療費助成制度の対象年齢を18歳まで拡大する。現物給付方式で、市内医療機関窓口での負担金が無償になる。

現在の対象は0―15歳まで。関連条例の一部改正案を27日に始まる同市議会9月定例議会へ提出する。

子育て世代の経済的な負担軽減により、子育て支援の一層の充実を図るのが狙い。

上限引き上げにより、新たに対象となるのは約5500人。市が負担する年間の医療費助成額は約1億3400万円を見込む。

そのほか、条例改正案では住民税非課税世帯を対象にした入院時の食事代助成を廃止する。