【亀山】三重県の亀山市健康づくりグループは20日、同市羽若町の市総合保健福祉センター「あいあい」で、夏休み企画「ファミリークッキング」を開き、市内の親子ら12組計29人が参加した。
子どもの夏休み期間に合わせて毎年、調理を通じて、親子のコミュニケーションづくりと食生活への意識を目的に、市食生活改善推進協議会(小林文子代表)の協力で開いている。
この日は、小林代表ら会員7人の指導で、「もやし入り豚コマバーグ」と「玉ねぎピザ」、コンソメ味の「ブロッコリースープ」のいずれも塩分を控えた3品を調理し、味わった後、デザートに季節の果物「スイカ」を食べた。
小学3年生の早川千奈心さん(9つ)=同市野村1丁目=は「料理を作るのも食べるのも好き。家に帰ったら、教えてもらったレシピで調理して、家族に食べてもらう」と話していた。小林代表は「子どもの頃から、塩分を控えた薄味に慣れて、健康な食生活に心がけてほしい」と促した。