伊勢新聞

地域発展へ包括協定 伊賀市とあいおいニッセイ 三重

【協定書を持つ岡本市長(左)と藤森支店長=伊賀市役所で】

【伊賀】三重県の伊賀市とあいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区恵比寿、新納啓介社長)は19日、地域発展に向けた包括連携に関する協定を結んだ。

協定により交通安全対策や福祉充実、スポーツ振興など5項目で連携を図る。同社が有する交通情勢などの統計データを市に提供したり、市民や事業者を対象に、福祉や環境保全、交通安全など多様な分野のセミナーを開催し、地域の活性につなげる。

伊賀市役所で岡本栄市長と同社三重支店の藤森宗高支店長が協定書に署名した。岡本市長は「企業のノウハウやソリューションによる安心安全な社会実現に向けた取り組みや、スポーツ振興などに期待している」とあいさつ。藤森支店長は「地方創生の取り組みを支援することで地域社会に役立つ会社を目指している。今回の連携により一層の発展に貢献していきたい」と話した。