トライアスロン世界大会へ 59歳小倉さん、伊勢市長に健闘誓う 三重

【鈴木市長に世界大会での健闘を誓った小倉さん(右)=伊勢市役所で】

【伊勢】豪州・タウンズビルで開催中の「ワールドトライアスロンマルチスポーツ選手権」に出場する三重県伊勢市の菓子店経営小倉久弥さん(59)が19日、市役所で鈴木健一市長に意気込みを語った。

大会は15日に開幕し、小倉さんは、最終日25日の「ロングディスタンストライアスロン」(55―59歳の部)に出場。水泳3キロ、自転車110キロ、ランニング30キロを競うという。

小倉さんは、30代でマラソンを始め、50歳の時トライアスロンに挑戦を始めた。市内の「Circle―KK」に所属し、ほぼ毎日、朝と夜に1時間ほどのトレーニングを欠かさない。昨年9月、選考対象のトライアスロン大会で優勝し、世界大会への出場権を手にした。日本代表の一人として初めて世界の舞台に臨む。

市役所で、小倉さんが愛用の自転車を携え、鈴木市長に報告。「目標タイム8時間半で完走したい。最初から最後までペースを落とすことなく、最大限の力を出したい」と意欲を語った。

鈴木市長は「けがのないよう気をつけて頑張ってください」と激励した。