桑名の美容室が破産手続き開始決定 負債6100万円、帝国DB四日市発表

帝国データバンク四日市支店は19日、桑名市新西方の美容室経営「アール」が津地裁四日市支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は7日付。負債は約6100万円の見込み。

支店によると、同社は平成九年に創業。「アール」や「アチーブ」の店舗名で、桑名市内に複数の美容サロンを展開。英国の著名なサロンと連携するなどし、多くの顧客を有していた。

しかし、雇用するスタッフの退職が相次いだことで人手不足に。令和4年10月期の年収入高は約4400万円にとどまって赤字決算を余儀なくされ、昨年9月から事業を停止していた。