【亀山】亀山市観光協会(伊藤峰子会長)が主催する、夏の風物詩「第31回亀山市関宿納涼花火大会」(同実行委員会・村山優会長)が17日夜、同市関町木崎の鈴鹿川河川敷であり、観客約4500人が夏の夜を彩る約1万発の花火に魅了した。
同大会は3年前から、来場者の安全を考慮し、会場への入場を有料化している。
伊藤会長は「亀山商工会議所青年部や関係者ら皆さんのおかげで、花火大会を迎えることができました。最後まで楽しんでください」とあいさつした。来賓あいさつで櫻井義之市長は「間近で見る花火の臨調感を楽しみ、夏の夜の思い出にしてください。今後も市として応援します」と述べた。
花火は、県立亀山高校吹奏楽部の演奏で開始。夜空に色とりどりの花火が打ち上がると、「きれい」の歓声や拍手が湧き起こり、皆がスマートフォンで花火を撮っていた。
鈴鹿市内から友人と2人で浴衣を着て鑑賞した20代の女性は「間近で見る花火は迫力があって、感動した。時折吹く風が気持ちよくて、初めて来たが大満足でした」と話していた。