【津】ＺＴＶ（津市あのつ台四丁目、田村欣也社長）は26日から、地上デジタル放送11チャンネルで新たな自主放送「ＺＴＶコミュニティプラス」を開始する。河川や交差点など60カ所のライブカメラの映像のほか、地域に特化した気象情報などを見ることができる。
テレビサービス加入者に、より詳しい情報を届けようと開設。国や自治体が設置する河川等のカメラに加え、地域に要望を聞き取り同社独自で設置したカメラでの映像を24時間届ける。
データ放送による地震、津波、台風など自治体からの防災情報のほか、地域に特化した気象情報では津市の場合旧10市町ごとに分かれた細かな範囲を見ることができる。
加入者は各家庭のテレビでチャンネルの再スキャンをすれば見ることができる。26日開始は津市▽亀山市▽松阪市嬉野地区▽伊勢市▽鳥羽市▽志摩市磯部町▽玉城町▽度会町▽南伊勢町―で、９月24日から東紀州エリアでも放送を開始する。
同社の坂口純司・取締役制作部長(48)は「他にはない地域密着の情報を届けたい。毎朝11チャンネルを見て出勤していただくような、生活の一部としてご視聴いただければ」と話した。問い合わせは同社＝電話０１２０（２２２）５０５（午前９時―午後５時半）＝へ。