ミラノ冬季五輪へ「全力」 プロスノーボーダー宮村選手、亀山市長に抱負 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した宮村さん=亀山市役所で】

【亀山】2024―25シーズンで日本代表強化指定Aランク選手6人の1人として選出されたプロスノーボーダーの宮村結斗さん(18)=三重県亀山市下庄町=は16日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、今シーズンの報告と、今後の抱負を語った。

宮村さんは、小学五年生から本格的にスノーボードを始めて、中学2年生で県内初の日本スノーボード協会公認のプロスノーボーダーとなった。

今季は、FISジュニア世界選手権で総合2位、ヨーロッパカッププレミアに参戦し、ビッグエア競技で準優勝するなど、同競技で世界ランキング3位となり、さらに上位を目指し練習に励んでいる。

26ミラノ冬季五輪の代表選考が始まる、ニュージーランドで開催する「ワールドカップ」(今月30―9月1日)開幕戦に出場する宮村さんは「スポンサーの手厚いサポートで、練習に集中できる環境に感謝している」とし、「今季と来季のワールドカップで五輪の出場枠に入れるよう全力で頑張る」と話した。

櫻井市長は「着実に力をつけて、世界で活躍する姿はまさに『あっぱれ』。いいスタートを切ってください。応援している」と激励した。