白いトノサマガエル 鳥羽水族館で展示 三重

【黄色がかった白色のトノサマガエル(鳥羽水族館提供)】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館で、突然変異などで先天的にメラニン色素がない「アルビノ」とみられるトノサマガエル1匹が展示されている。

伊勢市上地町の住民から1日、「自宅裏の溝に白いカエルがいた」と同館に連絡があり、飼育係が譲り受けた。

同館によると現在の大きさは1・5センチほどで、体色は黄色がかった白色。アルビノはメラニン色素がないため、体表が白色や黄色に見え、目の色が赤くなる個体もいるという。

飼育担当者は「白いカエルを見て、体色の違いに興味を持ってもらえるとうれしい。まだまだ小さいカエルなので成長していく様子も楽しみです」と話した。