三重県は14日、先週(5―11日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均11・46人で、前週から23%の減少。2週連続で減少した。
県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より210人ほど少ない約730人と推計される。入院患者は前週同一曜日比32人増の397人。重症者は4人増の5人となっている。
保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名23・7人▽四日市7・3人▽鈴鹿9・22人▽津8・18人▽松阪9・38人▽伊勢9・91人▽伊賀13・38人▽尾鷲12・5人▽熊野7・5人―となった。
また、11日までの1週間で報告された手足口病の患者は1医療機関あたり前週比30%減の平均12・05人。4週連続で減少しつつ、10週連続で警報レベル(5人)を上回った。
感染症対策課は「新型コロナと手足口病の患者は共に減少しているが、実数は依然として多い。引き続き感染防止対策を取ってもらいたい」としている。