岡田選手「目標はベスト8」 パリパラで射撃に出場、鈴鹿市長に抱負 三重

【念願のパラリンピック出場に向けて意気込みを話す岡田選手=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】28日に開幕する「パリ2024パラリンピック競技大会」で射撃競技に出場する三重県鈴鹿市高岡台1丁目の岡田和也選手(54)=サイネオス・ヘルス・コマーシャル所属=が13日、同市役所で末松則子市長に健闘を誓った。

岡田選手は36歳の時仕事の事故で左腕の半分以上を失い、平成28年から競技を始めた。

これまでに、昨年の杭州アジアパラ競技大会で10メートルエアライフル伏射混合で10位、50メートルライフル伏射混合で7位などの実績を持つ。

今大会では、10メートルエアライフル伏射混合、50メートルライフル伏射混合の2種目に出場する。

来庁した岡田選手は「(パラリンピックへの)出場が夢だった。目標はベスト8に残ること。(ベスト8に)入ったらメダルが取れるよう全力で頑張る」と意気込みを語った。

末松市長は「一つでも上の成績が取れるよう応援している。悔いのないよう頑張って」と激励した。