伊勢新聞

純利益4・3倍の1億6600万円 井村屋グループ、4-6月連結決算

井村屋グループ(本社・津市)は令和7年3月期第一四半期(6年4月1日―6月30日)の連結決算を発表した。純利益は前年同期比4・3倍の1億6600万円となった。

売上高は同8・7%増の99億1800万円、営業利益は700万円(前年同期は9200万円の営業損失)、経常利益は同85・1%増の1億8600万円だった。

菓子カテゴリーや冷菓カテゴリーを中心に売り上げ高が増加。主力商品の「あずきバー」シリーズが順調に推移し、売り上げ金額は同2・2倍となった。防災備蓄用「えいようかん」、「チョコえいようかん」も引き続き順調に推移した。

損益面では、原材料価格や物流費用が上昇する中、商品価格の改定を行うとともに、継続した生産性向上活動によるコスト削減を図ったことで営業利益が改善した。