亀山中3永戸選手、全中陸上選手権へ 110メートルYH出場、市長を表敬訪問 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した永戸さん=亀山市役所で】

【亀山】福井県で開催する「第51回全日本中学校陸上競技選手権大会」(17―20日)で、男子110メートルYH(ユースハードル)に出場する、三重県の亀山市立亀山中学校三年生の永戸海晴さん(15)=同市北鹿島町=は13日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

永戸さんは、同競技への出場条件の標準記録15秒00を突破し、14秒94の記録で、出場を手にした。県内からは、永戸さんを含む中学生5人が出場する。

中学校入学後、陸上部で走り高跳びをしていた永戸さんは、監督の勧めで、2年生からハードル競技に変更し、本格的に練習に励んできた。今年6月までは、記録に伸び悩んできたが、「気持ちを楽にして、競技を楽しもうという精神的な面での気持ちに切り替えたことで、記録が伸びた」と当時を振り返った。

永戸さんは「全中大会出場を、3年間の目標にしてきた。支えてくれた家族や監督、校長先生らのためにも全力で競技に臨みます」とし、「初めての大会にわくわくしている」と決意を語った。

櫻井市長は「出場おめでとう」とたたえ、「体調管理に気をつけて、次につながる意義のある大会にしてください。健闘を祈っている」と激励した。