米穀卸売業「ミエライス」(前川昌治社長)は13日、三重県津市庄田町の同社で「朝ごはんの大切さを知ろう! 新米を使った飾り巻きずし教室と工場見学」を開催した。県内の親子20組が参加し、飾り巻きずし作りやクイズを通じてお米や朝ごはんの大切さを学んだ。
このイベントは地域の食文化の活性化や子どもの食育を目的に、同社が平成27年から毎年2回程度開催している。この日は、「三重の米力PR大使」のロール巻子さんによる飾り巻きずし教室や管理栄養士による朝ごはんクイズ、工場見学が行われた。
飾り巻きずし教室では、ロール巻子さんによる説明の後、新米の県産あきたこまちとキュウリやソーセージ、ノリなどを使い、サクランボの飾り巻きずし作りに挑戦。錦糸卵を混ぜた黄色い寿司飯の上に、ノリを巻いたキュウリやソーセージなどを組み合わせ、巻きすを使って外側にノリを巻いた。包丁を使って、飾り巻きずしをカットすると、断面を見た子どもたちから「かわいい」といった声が上がっていた。
伊勢市から参加した柳本栞那さん(7つ)は「巻いて組み合わせて絵になるのが楽しかった」と話した。