亀山で骨董品フェア 古代文明時代の土器も 三重

【お気に入りの骨董品を探す来場者ら=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで10日、「三重アンティークフェア」が始まった。多くの人らが来場し、気に入った骨董(こっとう)品を眺めたり、手に取るなどしてにぎわった。11日まで。午前9時半―午後3時。

フェアは、同市関町新町、関宿街道沿いの「関宿夢二館」と、津市観音寺町の「露地裏」を営む中西厚さんが企画。

会場では、県内外の骨董商が17ブースに分かれ、収集した皿やつぼなどの焼き物のほか、紀元前2000年のインダス文明の頃の物といわれる彩文土器やメソポタミア文明の石製容器、アフガニスタン北部で出土した石を加工したブレスレットなどを出展。

中西さんは「最近は、皿やつぼより、古代文明時代の土器などの珍しい品物に人気がある」とし、「9月から毎月第1土曜に、亀山市太岡寺町の亀山あんぜん文化村で『蚤(のみ)の市』を開催する」と話した。