【亀山】三重県トラック協会(小林俊二会長)は10日、亀山市白木町の運送業「カワキタエキスプレス」(川北辰美社長)で、親子を対象に「物流見学会」を開催した。市内外から親子8組計24人が参加した。
見学会は、トラックドライバーの人手不足が慢性化し、平均年齢も上がる傾向の中、子どもたちが将来就きたい職業として、トラックドライバーに興味をもち、憧れの職業になってもらうのが狙い。同社が協力した。
参加者らは、同社を象徴する、真っ赤なボディの10トントラックの乗車やフォークリフトの操作体験のほか、トラック横の荷台のウィングを開けて荷物を積み込む作業などを見学した。
大型トラックに電飾を飾った、通称「デコトラ」が好きな市立井田川小1年生の伊藤結都さん(7つ)は「真っ赤なトラックがかっこよかった。10トントラックの運転席に座れてうれしかった」といい、「大きくなったらトラックの運転手になりたい」と話していた。