伊勢新聞

児童ら万華鏡づくり楽しむ 亀山で夏休み工作教室 三重

【スライド万華鏡を作る児童ら=亀山市東御幸町の市立亀山児童センターで】

【亀山】三重県亀山市東御幸町の市立亀山児童センター(伊達弘センター長)は10日、同所で児童を対象に「夏休み工作教室」を開き、小学1―6年生男女計21人が「スライド万華鏡づくり」を楽しんだ。

教室は毎年、子どもの夏休み期間に合わせ、県立みえこどもの城移動児童館(松阪市)が協力し、工作の楽しさと出来上がった作品で遊ぶ楽しさを感じてもらうのが狙い。今年で18年目。

この日は、同児童館の野垣内宗主任ら2人が指導。厚紙を折って高さ15センチ、4センチ角の箱に組み立て、先端の四角錐の4面にミラーペーパー(鏡)を貼りつけ仕上げた後、紙に自分の好きな絵柄を描き、筒にしてその中に先の箱を入れ、上下させて鏡に映る絵柄を楽しんだ。

亀山市立神辺小2年生の仲野真凰さん(7つ)は「紙にはいろんな色を使って横線を描いた。箱を組み立てるのが少し難しかった」、野垣内主任は「家で紙パックを利用して大きな万華鏡を作って楽しんで」と呼びかけていた。