山田選手の「銀」たたえる 五輪フェンシング、出身の鳥羽に横断幕と懸垂幕 三重

【鳥羽高校グラウンドフェンスに掲げられた山田優選手の活躍をたたえる横断幕=鳥羽市で】

【鳥羽】パリ五輪のフェンシング男子エペ団体で銀メダルを獲得した山田優選手(30)=山一商事=の出身地の三重県鳥羽市に7日、活躍をたたえる横断幕と懸垂幕が掲げられた。

2日に行われた男子エペ団体の決勝で、日本はハンガリーに敗れて連覇はならなかったが、東京五輪の金に続き2大会連続でメダルを獲得した。

山田選手の活躍を受け、市体育協会や山田優選手を応援する会、市フェンシング協会などで構成する「鳥羽のオリンピック選手を応援する会」が、「パリ五輪フェンシングエペ男子 祝団体銀 山田優選手」と書かれた横断幕(幅6メートル、縦1・8メートル)を鳥羽高校グラウンドフェンスに、懸垂幕(幅1・8メートル、縦12メートル)を鳥羽駅前の商業施設「鳥羽一番街」に掲げた。

同会の濱田浩会長は「2大会連続でメダルを取ってもらい、本当に素晴らしい。鳥羽市に夢と希望と感動を与えてくれた」と話していた。