命名権パートナー募る 鈴鹿市文化会館、企業対象に 三重

【ネーミングライツパートナーを募集する市文化会館=鈴鹿市飯野寺家町で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は、先月リニューアルオープンした同市飯野寺家町の市文化会館について、15日から企業を対象にしたネーミングライツパートナーの募集を始める。命名権料は年間180万円以上。募集期間は9月17日まで。

市民が文化会館に愛着を持ち、さらなる利用促進と財源確保につなげる狙い。命名権料は施設の維持管理費に充てる。ネーミングライツを取り入れた市の施設は、今回で4カ所目になる。

契約期間は令和7年4月1日から、応募者が希望する5年―10年間。愛称の一部に「鈴鹿」を含める。

外部有識者の意見を聞き、庁内の選定委員会で愛称案や応募金額、応募契約期間などを総合的に審査、選定する。

8日の定例記者会見で、末松則子市長は「多くの企業に応募してほしい」と呼びかけた。

問い合わせは市文化振興課=電話059(382)7619=へ。