訪問・通信販売のトラブル学ぶ 亀山で高齢者向けセミナー 三重

【「すぐ契約せず、お金を支払わないこと」と話す川村所長(中央)=亀山市御幸町の市立図書館多目的室で】

【亀山】三重県の亀山市高齢者支援グループは8日、同市御幸町の市立図書館多目的室で、「第5回かめやま健康セミナー」を開いた。市民ら23人が参加した。

同セミナーは高齢者らが健康で安心・安全に暮らすため企画。元気の秘訣(ひけつ)や認知症、在宅医療などをテーマに、医師や保健師などが講師となり、12回予定している。

この日は鈴鹿亀山消費生活センターの川村敏正所長が「消費生活トラブルについて」と題して訪問販売や通信販売について講演。「すぐ契約せず、お金を支払わないこと。おかしいと思ったら、警察や消費生活センターに通報すること。大切なお金を守ること」と促した。

亀山市社会福祉協議会の小林香奈社会福祉士が、認知症などにより、判断力が十分でない人の権利を守る「成年後見制度・権利擁護」について説明した。