200万円だまし取られる 鈴鹿の80代女性、自動音声電話きっかけ 三重

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は6日、鈴鹿市の80代女性が自動音声による電話をきっかけに、現金200万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、女性は先月10日、固定電話に自動音声で「ご利用の電話番号が本日で利用停止する」などと着信があり、カスタマーセンターに電話するよう言われた。

指定された番号に電話すると、男から「あなた名義で契約された電話が犯罪に利用されている。犯罪グループから危害が加えられるかもしれないので誰にも話してはいけない」などと言われた。

その後、高木と名乗る男のLINE(ライン)を登録。高木の指示で現金200万円を指定された口座に振り込み、だまし取られた。数日後に高木と連絡が途絶え、同署に相談した。