菰野、甲子園で「まず1勝」 関西大阪三重県人会が激励会

【菰野高校硬式野球部に目録を手渡す村田会長(左から4番目)=大阪府泉大津市の関空泉大津ワシントンホテルで】

関西大阪三重県人会(村田吉優会長)は5日夕、第106回全国高等学校野球選手権大会に県代表として出場する菰野高校硬式野球部を激励しようと、同校が宿泊する大阪府泉大津市の関空泉大津ワシントンホテルを訪れ、森田亮太監督や萩原忠之部長、山口拓真主将を激励した。

激励会には同県人会の関係者のほか、兵庫三重県人会から和手甚京会長が参加。同校への激励品として1箱24本入りの500ミリリットルミネラルウォーター7箱が贈られ、村田会長が森田監督に目録を贈呈した。

村田会長は「16年ぶりということで、阪神タイガースの西勇輝投手がいた時以来の出場。大成功した先輩を見習って、熱中症には気を付けて優勝を目指して頑張ってほしい」と激励。

森田監督はこの日の練習中に、サプライズで阪神タイガースの西勇輝投手が後輩の激励に来てくれたことを明かし、「先輩や地元の人など色々な人の支えがあって今の我々がある。応援の力も借りて、『まず一勝』目指して頑張りたい」と話し、山口主将は「菰野高校は甲子園で勝ったことがないので、菰野高校の歴史を変える意味でもまずは一勝を目標にして頑張っていきたい」と活躍を誓った。

同校硬式野球部は9日の第3試合で山口県代表の南陽工業高校と対戦する。