伊勢新聞

線路内に男児、列車が接触、桑名の養老線、命に別条なし 三重

【桑名】5日午後3時半ごろ、三重県桑名市蛎塚新田の養老鉄道養老線で、桑名発大垣行き列車(2両編成)が市内の男子小学生(12)と接触した。男児は意識不明の状態で県外の病院に救急搬送されたが、命に別条はないという。

桑名署によると、現場は養老線下深谷駅から約700メートル南の線路上。周辺にフェンスはない。運転士が線路内にいる男児を目撃して急ブレーキをかけたという。列車の乗客約20人にけがはなかった。同署が接触の原因を調べている。