伊勢新聞

すずフェス大賞に津の「焉」 踊りの祭典、審査結果 鈴鹿・三重

【大賞の鈴鹿市長賞を受賞した焉の演舞=鈴鹿市算所2丁目の弁天山公園で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市内の4会場で3、4日に開催した踊りの祭典「第26回すずかフェスティバル」(同実行委員会主催、伊勢新聞社など後援)で、すずかフェスティバル大賞となる鈴鹿市長賞に、津市のチーム「焉(イズク)」が選ばれた。初受賞。

結成2年目で2回目の出場となる同チームは、鬼ケ城の鬼伝説をテーマに、中学生から30代の60人がオリジナル曲「業(カルマ)」を踊った。

受賞を受け、チーム代表の会社員、鈴木康平さん(23)は「まだ実感はないが、魂のこもった演舞を届けることができた。これからも『よさこいを楽しむこと』を大事にしていきたい」と話した。

50チーム、約1100人の踊り子たちが参加し、公募の一般審査員を中心とした10人が、踊りの構成やパフォーマンス、作品のテーマや演出などについて審査した。

2日間の観客数は延べ5万3千人(主催者発表)。

そのほかの受賞チームは以下のみなさん。

鈴鹿商議所会頭賞(準大賞)=天狗ぅ(津市)▽第一不動産販売賞=ダンスチーム凛(鈴鹿市)▽鈴鹿観光協会会長賞=四季舞(津市)▽鈴鹿市教育長賞(ジュニア大賞)=凛ジュニア(鈴鹿市)