伊勢新聞

鴨川納涼で三重の魅力PR 京都三重県人会ブース出展

【ブース前で三重県をPRする京都三重県人会の関係者=京都市内で】

3、4日の両日、京都市内の鴨川河川敷で「鴨川納涼2024」があり、京都三重県人会(本田一泰会長)がブース出展し、来場者に三重の魅力をPRした。

鴨川納涼は鴨川の美化啓発活動として昭和44年から始まり、京都の夏の風物詩として府民や観光客に定着。今年は友禅流しファンタジー(友禅流しの再現)や伝統芸能、ダンス、楽器演奏などのステージイベントが行われた。

鴨川沿いには各都道府県の京都県人会によるふるさと産品販売ブースや河川愛護・環境保全、伝統産業PRブースなど50を超えるブースが鴨川沿いに並んだ。

京都三重県人会のブースでは伊勢うどんや井村屋の「あずきバー」、ゴム手裏剣などの忍者グッズを販売したほか、県内各地の観光パンフレットも展示。同県人会のスタッフは忍者グッズやあずきバーの箱などを使いながら、来場者へ三重の魅力を一生懸命PRしていた。

同県人会の本田会長は「伊勢うどんや松阪牛など訴求力が高いものを用意した。鴨川納涼が三重県観光のきっかけになれば」と話し、「次回以降、一緒に三重県を盛り上げようという企業があればぜひ連携したい」と県内企業に協力を呼びかけた。