竹の貯金箱と木の椅子作り 親子が協力 亀山で教室

【椅子作りに挑戦する親子=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】亀山の市民団体「ぽっかぽかの会(濱野芳美理事長)は4日、三重県亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで、親子対象の「夏休み工作教室」を開き、市内の子ども16人を含む親子13組が参加した。

参加者らは、同会の内田茂副理事(71)ら3人の指導で、のこぎりを使い、直径約10センチ、高さ約30センチの竹の貯金箱と、のこぎりで木を切り、金づちで釘を打ち、幅18センチ、横50センチ、高さ37センチの木の椅子を作った。

同市能褒野町から父親と母親と3人で椅子を作った、小学1年生の村上晃都さん(7つ)は「くぎを真っすぐ打つのが難しかった。お父さんに仕上げてもらい、お父さんは凄い。椅子は、ペンキを塗って自宅の庭に置く」と話していた。

同会は平成14年、障害者(児)の教育、就労、自立支援を考える場として設立。同センター内で、障害者が働く「ぽっカフェ」を営業している。